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【最終章】講演会に行ってみた [日記]

質疑応答は4人がマイクを使って質問していた。
休憩前のワーク+休憩時間のワークの効用か会場の雰囲気が初めと大きく異なっていた(和やかになっていた)。
質問をしやすいようにワークを先にやらせたんだなと感心。

質疑応答が終了し、最後にその日誕生日の客をステージに上げ、皆でハッピーバースデイを歌って終了。

ここまで読んできたあなたなら分かるだろうが、私は今回左サイドの主婦としかまともな会話をしていない。
このまま誰とも出会わずに帰るわけにはいかない!!
以前の記事にも書いたが、休憩時間での話しかけるというワークはあくまで義務的にやっていた人が多いはず。
しかし講演が終了し、もう帰っていく客が多い中広場に敢えて残ってる人は義務感ではなく能動的に何かを得ようとしている人だと推測した。
だからこそ広場に私は1人飛びまわっ・・いや、周りの様子を伺っていたのである。
そんな時、1人の若い男性が話しかけてきた。
聞くところ、彼はプロの音楽家を目指しているらしい。
楽器屋に以前勤めていた私と気が合わない訳がない。

気が合った我々はその後カフェで現状や将来の夢について語り合った。

何か1つ小さな勇気を持って行動することで思わぬ出来事が起こることがある、講演会での私とプロの音楽家を目指している彼との出会いのように。

「あの時帰らずに広場に残っていて良かった」そう互いに言って家路についた。
今度彼のライブを見に行く予定だ、今後とも心から応援していきたいものだ。



以上で「講演会に行ってみた」を終了する。

初めは敬語で500文字程度で1つの記事で書くつもりだったが、気付いたら2時間程ひたすらタイピングしていた。ただの日記にするよりその場の自分になりきって状況を書くことに面白さを見出したのだろう。

今後もこういう形式で書いていきたい。


最後に。

第1章から最終章まで私は作家の名前を明かしていない。
作家の名前を出さなかった理由はこの記事をいわば妄言のように捉えて読んで欲しかったからである。
ひとつ言及しておくが、「・・ざます、おほほ、・・わよ、ぎっぷりゃ」以外は真実である。
とはいえ、作家のヒントはいくつか書いてある。
読む人が読めばすぐ分かるだろうし、知らない方でも少し検索すれば分かるだろう。

もしかしたら記事を読んで不快に思われた人もいるかもしれない、その人には詫びます、申し訳ない。
しかし、決して私は講演会はもちろん作家の事を卑下するつもりは毛頭ない。
今でも講演会に参加出来て本当に良かったし、作家のことも尊敬している(目の前には作家の本が並んでいる)。

最後まで読んで頂けた人に深い深い感謝を捧げます、ありがとうございました。

【第4章】講演会に行ってみた [日記]

さあ休憩時間。
まず私は多くの人が集まるであろう広場に行った。
予想通りそこは多くの人で溢れかえっていた、そこだけで100人は居たと思う。

様子を伺うと時既に遅し、2~4人のグループが出来ていてチキンの私に入り込める隙間はどこにも無かった。
多くの人が作家が言ったことだからと義務感満載でグループを作っていた。
義務感なんてダサいぜ!!と言って席に戻るような事はしない。
私だってチキンなりにチキチキボーンくらいには変わりたいのである。

意を決して辺りの様子をチラチラ伺っている1人の女性にまず話しかけた。
初めてかもしれない。
話し始めてその返しの一言で自ら二度と関わることはしないと心に誓った人は
・・テニスで云う所のリターンエースである。
リターンエースで分からなければテニプリで云う無我の境地とクールドライブと破滅への輪舞曲と手塚ゾーンと才気煥発の極みあたりを同時に使われたイメージを持って頂ければ良い。

もはやこのブログでは恒例になっているコーナー、再現会話を見て頂こう。

「はじめまして。講演会に来るのは初めてですか?」
「あっあなた私に話しかけようとしていたわよね!!うん、分かる分かる・・うんうんうんうん・・」

せっかくなのでテニプリ風に再現してみよう。

「っつあ!!(サーブ)」
「俺様の美技に酔いな!!」

そんなこんなで1人目は終了。

意気消沈した私は先程見ていなかったブースを見てみることにした。
お金の通信コースのブースである。
この通信コースはお金について体系的に考え方や価値観を学ぶ教材が置いてある。
私は初めて教材を目にしたのでそこに居た係りの人に尋ねた。

「これ手にとって見てもいいですか?」
「・・イイヨ!!」

私がただの鳥に見えたのかもしれない。
でもだからといって初対面のひと・・いや、鳥にタメ口?
しかもスリムクラブ並の勢いで・・今思えばタメ口で話すことで親しみやすさを演出していたのだと思う(そういうことにしておこう)。

そんなことをしてる間に休憩時間は終了。

後半は質疑応答TIMEだった。

続く。

【第3章】講演会に行ってみた [日記]

暗くなった会場。
司会の挨拶から作家ご本人の登場。

今回のテーマは「才能の発見」であった。
皆さんは自信を持ってこれが私の才能だ!と言えるだろうか。
その時の私にはとてもじゃないが言えなかった。
いや、訂正する。今も言えません。ごめんなさい。

講演会の内容についてはあまり深くは言及しないが印象に残ったことを忘備録として1つ記載しておく。
それは才能はある日突然降ってくるものではないということ。

作家のスピーチ力は噂通りとてつもないレベルだった。立体話法という方法でどんどんスピーチに惹かれていく感覚がわかった。開始から40分程過ぎた所で作家からまさかの一言。

「それでは隣りの人といままで話した才能について意見を交わしてください。30秒で交代してくださいね(。・ ω<)ゞてへぺろ♡」

さあ、左か右かどっちなんだい俺の筋肉っ!?と筋肉は左の主婦に反応していたが現実は無情、右のセレブだった。鼻を抑えるわけにはいかなかったので極力息をしないようにその場を急した。その30秒の会話は次のとおりである。

「人から褒められる部分が才能だと先程作家が言ってましたが、何か褒められる部分ありますか?」
「ありますわよ、笑顔が素敵と言われますし、あなたと居ると癒されますと言われますのよ、おほほ」
「良いじゃないですか!!癒されるだなんて羨ましいです!」
「そうざますでしょ、ざます」

今日は謝ることが多い、内容こそ真実だが言葉遣いはかなり歪曲されている、申し訳ない。

このワークが終わって20分の休憩時間。

ここでも作家からこんな一言が。

「皆さんこの20分で色んな人に話しかけてみて下さい」

・・鈴木行ってきまーす!!

続く。

【第2章】講演会に行ってみた [日記]

トイレから戻ってくる私は途中席の両サイドに人が座っていることを確認した。
両サイドとも女性だった。
席に戻り、改めて確認。
右サイドは30代のセレブ風。
同じような服装の仲間3人で来たらしい。
香水の匂いがとてつもなくエセセレブ感を漂わせていた。

左サイドは40代の主婦らしい。
スマホを常にイジっていて喋りかけるなオーラを漂わせていた。

つまり両サイド共強敵だった。

どうしようかな?と迷いつつもまずは受付で貰ったパンフレットを見た。
中には当日のプログラムや通信コースの案内、他にライフワークスクールの案内書が入っていた。
本を読みあさった私からすれば内容は既に知っていることだった。
開始まであと10分。
どちらに話しかけるか。
右サイドのセレブに話しかければその仲間ともコンタクトが取れる、しかし話しかけてる最中鼻を抑えながら喋ること必至である。
初対面の鼻を抑えながら話しかけてくる男に誰が好印象を持つだろうか。
そう考えていた時、左サイドの主婦がスマホを閉まった。
これは圧倒的チャンス!!すかさず話しかけた。

その時の会話は以下の通りである。

「よく講演会とかには参加されてるんですか?」
「はい、今回で3回目ですしライフワークスクールにも通ったんです」
「えっ!?なら大先輩ですね。何年前くらいに作家さんの事を知ったんですか?」
「そんなそんな、大体2年前くらいです。あなたは?」
「まだ知って20日程です。」
「えぇーそれで・・」
「・・・」
「ふむふむ・・ぎっぷりゃ!!」
「ヽ(´Д`;)ノ」

上記の流れを見れば分かるように非常に話しやすい人だった。
その内に会場が暗くなり、BGMのVolumeも下がってきた。
暗くなる会場の最中私はある1つの感想を抱いた。
講演会やライフワークスクールにも通ったはずのこの主婦の目はなぜ悲壮感に満ちていたのか。

いよいよ開演だ。

続く。

【第1章】講演会に行ってみた [日記]

9月20日初めて講演会なるものに行った。
講演会といっても政治家のではなくある作家の講演会である。
事前に講演会の詳細情報がメールで送られてきた。
開始時間が18時45分。開場時間が17時30分。
ライブだって1時間前に開場なのにまさかの1時間15分前開場。
この時点で只者でない雰囲気が画面の向こうから伝わってくる。
なぜその作家の講演会に行くことになったかは以下の通り。
友人に紹介された本がきっかけで私はその人を知り、本を読みあさった。
読み漁るくらいでなければ講演会にわざわざ3000円のお金を払って見に行くだろうか、などとはつゆにも思わず意気揚々と都立大学駅にある会場に向かった。

早速会場に到着するとまず人の多さに驚いた。
客の数ではなくスタッフの数である。
30人はいただろうか。
私は受付と警備、司会ぐらいかなと予想していたから尚更である。
そこには物販コーナーがあった。
そう、前回の記事をご覧になった方なら私が物販コーナーに縁があるのはご存知だろう。
迷う事なく物販コーナーに向かった。
そこには本はもちろんDVD、CDも置いてあった。
作家のHPで購入する値段の約2分の1の額で販売されていた。
この段階でもし講演会の為の予習として予めDVDなりCDを購入した者がこの光景を見たらこの後始まる講演会を曇りなき怒りの眼で見てしまうであろうことは容易に予測出来た。
物販コーナー以外にも通信コースというのもやっているらしくそのブースもあった。
興味深々ながらも会場に足を踏み入れた。

「ここは映画館か?」

これが会場を見た時の私の第一感想である。
広さは誰もが知ってる川崎109シネマの6番館の広さと同等程度。
後に調べると1200人入り、当日は満席だったらしい。

とりあえず前の方に座る。まだ両サイドは誰も居なかった。おそらくこのサイドに座る人と私はコミュニケーションを取ることになる。そう言った意味ではどういう人が座るのかワクワクしていた。まだ開始まで30分以上あったのでトイレに行く。戻ってくる頃には両サイドは埋まっているだろう。

そう、本日2度目、意気揚々とトイレに向かったのである。

続く。

東京ゲームショー2013に行ってきた。 [日記]

先日地元の友人と東京ゲームショーに行ってきた。

まあ混んでる混んでる。
行く前はそんなに人はいないと云われていたので驚き。どうも友人から聞いたその情報はあくまで「コミケ」と比較すれば混んでないとのことだったのだとその混雑に身を置いた時に悟った。

とりあえず今日は友人の付き添いだからまず物販コーナーに向かった。友人の今日の最大の目的は会場限定で発売されているゲームの効果音が収録されてる3種類のCD。
サウンドトラックですらマニアックだなと感じるのにまさかの効果音とは予想を遥かに上回るマニアックっぷりだ。

物販コーナーに着く頃私は焦っていた。
なぜ焦っていたかは会場に到着する前に起きた出来事のせいである。
簡単にいえば私のうっかりミスのせいで到着時間が当初の予定より30分遅れてしまったからである。
その30分の間にCDが売りきれてしまっていたら私は帰り道ひたすら謝り続けることになる。
しかも友人は「もうないよ」と半ば諦め気味。

だからこそ物販コーナーに私は急いだ。
会場は先程も記載したように人が多い。
それにプラス臭いし照明がやたら暗い。
しかし、そこでめげていてもしょうがない。
出来る限りのスピードで物販コーナーに向かった。

・・到着。後ろを振り返っても当然のように友人は付いてきていなかった。
当たり前だ、半ば諦めた友人と絶対に買ってやると思っている私とでは距離に差がでる。
早速売り切れていないかチェック。

なんとか売り切れていない・・よし、あとは列に並んで遅れてきた友人と場所をチェンジ。
その後は結果を待つのみ。

10分後友人から着信。

「どうだった?」
「買えたよ!」

・・良かった。

どうにかミスは帳消しになったらしい。
その後2時間程友人と他のブースを見たりして楽しんだ。
最後に私が冗談でこう言った。

「最後に最初に行った物販コーナー行ってみようよ!」

そして私達は到着。

そこにはまだ売り切れになっていない効果音のCDが置いてあった。

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